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人は二度死ぬ [受験生の日常]

人は二度死ぬ、というタイトルにしてみたが、実際には何度か死ぬと思う

前回のブログ更新からかなり時間が経ってしまった

ネタがなかったのではない
時間がなかった


さて、久々のブログでこのタイトルである
なんか、どうしてもブログに書き起こしたかった



本題に入ろう

人は死ぬ
医師が死亡と診断したときに死ぬ
これが一度目


二度目は役所等に手続きに行くときである
感覚としては死ぬというより殺す方が近い

死んだから殺す、そんな感じである


その人の存在を消していかなければならないのが現代の日本
まず、死亡届を提出し、戸籍上消す
住民票の筆頭者であったなら、それを変更する
保険証を返納する
運転免許証は返納しなくても、5年以内には失効する

こうやって、生きているという情報を消し、死んだという情報に変えていく
これがどうにも殺していくような感じがしてならない
何度も何度も殺す
オーバーキルではない
全てにおいて殺さなければならない

もちろん、生きていたという記録は残るし、死んだという記録も残る
ただ、その過程は何度も殺すかのような感覚なのだ



死ぬ

医師が死亡と診断する

葬儀を行う

火葬場で焼く

骨壺を墓に埋める

それらは半自動的に進行する

しかし、役所や銀行をまわり手続きをするには自ら行動しなければならない
だからこそ、殺しているような感覚になるのだ
そこに行かなければ、そこで手続きをしなければ、記録上は生存していて郵便物が送られてくることもあるだろう
しかし、自らの意思でもって手続きを行い、死んだことにしなければならない


その人の存在を消す作業は、まるでその人を殺すかのようなものである



それでは、また
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